蔵の歴史と銘酒『天穏』の話

蔵の歴史と銘酒『天穏』の話

毎日飲める飽きの来ない味
ガツンと来る味よりもやわらかく
その人と共に寄り添うような日本酒を

代表取締役
板倉靖雄

一貫した技と水と原料米への徹底したこだわり。仕込水は北山々系、 鳶巣本陣の伏流水で中硬水を使用。 元気のいい発酵を特色としています。日本酒度は吟醸酒クラスでプラス五。 一般酒でプラス、 マイナス零といってもいい値。 販路は主として出雲市と簸川郡内卸問屋。そして現在では首都圏を始め全国に流通するようになりました。

銘醸 『天穏』 の蔵元板倉酒造は明治四年の創業。板倉家九代佐次郎が酒造りをはじめ、現在の当主十三代板倉靖雄氏は酒造り五代目。天穏という酒名には 当家の宗門である日蓮宗本山要法寺管主だった 当塩冶出身の坂本御前により大正五年に命名されました。
仏典にある 『無窮天穏』 という言葉から名づけられたという由来があります。 天穏の特色は“味と香り”。出雲地方においては”よその酒とは一味違うよさがある”と当時より好評をいただいていたようです。
先代杜氏・松本梅一は現代の名工として国から褒賞を受け、 平成九年に黄綬褒章を受けました。 この酒造りの精神と技は長崎芳久杜氏に受けつがれ、そして今年、岡田唯寛杜氏に引き継がれました。
『天穏』は平成十四年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。 金賞の栄誉は通算九回になります。 また広島国税局の中国五県の鑑評会では春と秋の二回優等賞を得ています。

これからも代々の杜氏により受け継がれてきた 『天穏』を多くの方に楽しく飲んでいたけるよう、磨き、高めてまいります。

年表
1964年(昭和39年)
南場杜氏 引退
松本梅一杜氏 就任
1977年(昭和52年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1987年(昭和62年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1988年(昭和63年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1989年(平成元年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1990年(平成2年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1993年(平成5年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
松本梅一杜氏 現代の名工に認定
1994年(平成6年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1996年(平成8年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
1997年(平成9年)
松本梅一杜氏 黄绶褒章受賞
1999年(平成11年)
松本梅一杜氏 引退
長崎芳久杜氏 就任
2002年(平成14年)
全国新酒鑑評会金賞受賞
2009年(平成21年)
蔵元板倉靖雄 黄绶褒章受賞
2010年(平成22年)
長崎芳久杜氏 引退 生酛造りを復活させる
岡田唯寛杜氏 就任