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冷やおろし 純米生詰原酒
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#Concept

【R2BY】

山陰吟醸×6号酵母×タンク貯蔵生詰原酒スペックで完成の域に達した天穏ひやおろし。全てのひやおろしの基準のとなる酒に。
 
タンク貯蔵酒を原酒のまま生詰にして、山陰吟醸造りをしてからは精米歩合を65%から60%に、昨年には6号酵母が生詰原酒には相性最高説を唱え、7号酵母から6号酵母へ変更しました。
 
ひやおろしとは何かを考え続け、ブラッシュアップを続けた結果、天穏のひやおろしは、飲み手がひやおろしに期待する味わいの特徴を備えた酒となりました。


タンク貯蔵の生詰による若さと熟成の曖昧さの表現、山陰吟醸で、老ねを感じさせない綺麗さと、それを保ちながら深い熟成に向かうだろうと想像させる酒質、6号酵母の酒に溶け込む官能的な味わいと余韻。新酒の思い出と名残、現在のひやおろしの味わい、そこから感じる熟成への期待。


ひやおろしとは、これから大人になる若者のように、過去と現在と未来を同時に表現し期待させる、時の営みを感じる酒でなくてはなりません。


私は天穏のひやおろしがそのレベルまで近づいたように感じます。このひやおろしに私の考えるひやおろしの形が見られるはずです。どうぞよろしくお願いします
 

#Tasting

香り…バナナ(イソアミル)、米麹の甘い香り、6号酵母特有のエステルと硬質な酸が混ざる香り、アルコールの香り

味…口先の当たりがやわらか、とろみと厚みのある米麹の旨味、そこから硬質な酸とやや乳酸感のある6号の吟香、これらが一体として混ざり複雑。その後は非常にドライ。原酒の強さと五百万石の苦味とキレが合わさって切れる。ドライさは潔く、余韻につながる。余韻に少し4vg(燻製香)かオフフレーバーがある。
開けたてはドライさを強く感じるかもしれない。室温に戻ることや開栓放置で無窮クラスの官能的な香りを放ちます。

#Information

原材料名 米・米こうじ
原料米 奥出雲産五百万石
アルコール 17.4度
精米歩合 60%

酵母6号 

日本酒度 +4