はじめに

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イトナミブルワリーとは、板倉酒造におけるリキュール及びその他の醸造酒免許で製造するの製品の名称です。 

天穏・無窮天穏は清酒免許の銘柄のため、リキュール及びその他の醸造酒と明確に区別することにしました。

企画・製造担当は清酒と同様に杜氏の小島が行っています。 

 

リキュール…アルコールと原料を混ぜた酒

その他の醸造酒…原料(清酒・果実酒・ビール以外の原料)そのものを発酵させた酒

私たちのイトナミ

私は「なぜ人は酒を造るのか、なぜ人は酒を飲むのか」と言う、人と酒の根本に関わる答えを求めながら酒造りをしています。

出雲の蔵で杜氏として日本酒を造り、この土地と歴史と民俗を調べていく中で、私はひとつの答えを見つけました。

 

日本酒の定義

1.税法上の酒としての日本酒(米、米こうじ、水を原料として発酵させて濾したもの)

2.日本酒とは、日本人を祖先にもち、日本の伝統文化と風習を有する人たちの酒。

3.日本とはイネの水耕栽培が始まってからの日本国のことを指す。

4,日本の伝統文化とは、神様からもらったお米を酒にして、神様にお供えすること。

  そのお酒を御神酒と呼び、飲むことで群れを成し、群れの力で未来を創造してきた。

 

要約すると

「酒とは私たちの営みを形にしたものである」

詳しくは【小島杜氏のコラム】日本酒ってなあに?へ

 

日本酒は人々の営みを促進させるために造られていました。

そのために、酒の原料は、当時の大多数である農民(日本人)の象徴である米を使用しています。

 

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日本人が農耕民となって約3000年経過しました。

そして戦争の敗戦を機に、日本人は少しずつ農耕民族の性質を失い、現代人へと移行していきました。

 

ここからの数十年は過去に類を見ないくらい激変する時代です。

米だけが日本人の営みだった時代は終わり、これからは民族が消失する時代に入ります。

 

農耕民族であった日本人の酒が、日本酒だということは変わらない。

しかし、それだけにこだわっていては、未来を生きる現代人の営みは続いていかない。

 

大事なことは米の酒であることではなく、私たちの営みに寄り添う酒かどうかが重要だと気付きました。

 

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天穏・無窮天穏で日本人の営みを守り続ける。

それに加えて、イトナミブルワリーで、これからの人たちの営みをサポートする。

それが人の天を穏やかにする、人を孤独にさせない天穏マインドだと私は思いました。

 

そうして私は、日本酒専門の杜氏から、日本の営みを表現する酒を作る、醸造家へ向かうことを心に決めました。

私の考えを酒という形にするため、板倉酒造ではリキュール免許、その他の醸造酒免許の取得しました。

 

頭ではなく、心で営みを理解し、体感したいのです。

日本人であり、現代人であり、未来人にもなれるのであれば、孤独になる事はありません。

 

今後は日本酒「天穏・無窮天穏」に加え、リキュール・その他の醸造酒部門「イトナミブルワリー」を開設し、日本の営みを表現していきます。

 

おわりに

これは私の一方的な提案です。

この事が良い事かどうかはわかりません。

新しい品目の製品を良いと思う人もいれば、日本酒だけに専念した方が良いと考える人もいるでしょう。

 

私は現在まで誰よりも過去と向き合って酒造りをしてきました。

生酛、齋香、無窮天穏、サーガ、蔵人の責任醸造、雑穀どぶろくKODANE

私は日本酒に関する先人の功績を実証し、次に繋げる行動をしてきました。

 

これらの流れを見ていてくださった方々には、私が日本酒に対して悩み考え続けてきたことが十分に伝わっていると信じています。

 

過去と現在をつなげる酒造りをしている私が予見する未来の酒は、日本の営みを表現する酒です。

私は、天穏と並行して、イトナミブルワリーであらゆる営みの形をつくりだし、過去と未来を守ります。

 

日本酒と、日本の酒を造ります。

 

よろしくお願いいたします。

 

2021.6.30 小島達也

 

 

現在着手中のイトナミブルワリー(リキュール・その他の醸造酒)部門

 

第0弾:雑穀どぶろくKODANE その他の醸造酒

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第1弾:イトナミ レモン (天穏純米酒ベースのレモンリキュール)

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第4弾:出雲人参酒・出雲薬草酒 (薬草リキュール・粕取焼酎+漢方)

島根医大とのコラボ。

クラファンで販売(現在は終了)。

後々、天穏でも販売します。

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第3弾:イトナミ ミード (国産はちみつを発酵させた瓶内二次発酵酒、その他の醸造酒)

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第2弾 イトナミ梅酒 開発中 (天穏純米酒+奥出雲の梅)

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イトナミブルワリー商品紹介