とりあえず
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#Concept

【R1BY】無窮天穏 むきゅうてんおん 生酛純米吟醸 島系78号 試験醸造

◎製品概要 島根県酒造好適米 新品種 「縁の舞(えにしのまい)」の無窮天穏。クリアでまろやか。濃密でキャッチー。

※「縁の舞」の名前が付く前に収穫された古米(28+29年度産)なので縁の舞という表記ができません。表記は島根県産酒造好適米となります。

 

他社製造の縁の舞の酒を何種か飲む機会があり、これは天穏に最高にマッチングする酒米だと確信し、急遽、残っている縁の米の古米を調達して生もと吟醸で造ってみました。


縁の舞は米自体の個性が強く、柔らかく、伸びやかな酒になる印象です。天穏の思想に近い特性で、今後は五百万石の製品は縁の舞に切り替えていこうと思います。


今回は初めての品種で、さらに初めて古米で造ったためか、想像していた酒質とはだいぶ違う酒になりました。綺麗で滑らかで香りもかなり出ました。
なかなかにキャッチーなので、ブラインドで飲んだら天穏らしくないかもしれません。

しかし、じっくり味わうとのその綺麗さや複雑さ、深みが感じられ十分に無窮天穏の味わいになっていきます。


キャッチーなのに奥深いという今までにない天穏の表現ができました。

ものすごくイソアミルの特性が出て、生もとの燻香と合わさって熟れたバナナのようです。

#Tasting

香り…強いイソアミル。乳酸。燻香。総合して熟れたバナナの香り。


味わい…綺麗でまろかか。細かい粒子。バナナ香と甘みと旨味が合わさりスムースに伸びていく。

甘さを感じるが和三盆のようにすっと消えていくためグルコースの甘さでないことを認識する。

その後、無窮天穏らしい麹香、酸、渋みが現れ、硬派な酒質に変化する。燻香と余韻が酒の深みを与える。

前半はキャッチー、後半は硬派。

#Information

原材料名 米・米こうじ
原料米 島根県産酒造好適米
アルコール 15.5度
精米歩合 60%

酵母 無添加 酒度+4 酸度1.5 アミノ酸度1.2

1.8L        3,850円

720ml     1,925円