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#Concept

【H30BY】無窮天穏 天啓 てんけい 生酛純米大吟醸 改良雄町

 

製品概要 1年半冷蔵熟成。改良雄町の生もと純米大吟原酒。神社や寺院のような佇まい。荘厳な酒。ガチプロ向け製品。
 
 
 
改良雄町50%の生もと大吟醸です。製造は30BYで約1年半の冷蔵熟成をしています。スペックや製造方法は山田50%の天頂と同様の酒です。


バランスや清らかさ、それに伴う吟味や伸びやかさを意識している天頂に対し、改良雄町のこの天啓は強弱をはっきりつけた以前のヤマザクラと同じ製法をとっています。


踊品温15度でしっかり踊らせたのち仲品温6度、留品温4度の超低温でスタートさせ、10日目の高泡で最高品温14度で盛大に湧かせ、31日の発酵となりました。
 

非常に深い味わいを持ち、他の酒にはありえない、なんとも言い難い高貴な香りがあります。

古い神社や寺のような静けさ、土や草、古い建築の香り、白檀や伽羅などの香木の要素があり、酒の味わいと相まって、なんとも落ち着いた気持ちに誘われます。

しかしながら、天頂のような理解しやすい清らかさ、吟味、伸び感はないため、飲む人の教養や度量に委ねられる酒だと思います。
 
 
 
このように人の狙いを超えた酒の姿、まさしく天啓を表現する事はできました。

しかしこの世界観は非常に分かりにくい。売りにくい。伝えにくい。飲み手の成熟が必要です。

いい酒なのは間違いありません。けれど私自身(杜氏小島)もこの酒の良さをまだ明確に捉えられません。

そのため今回の天啓は、無窮天穏の原酒として安価に提供します。

#Tasting

香り…寺院や神社の香り、草、土、古い建築物、香木やお香と吟香、乳酸が混ざった香り。


味わい…クリアで厚みのある質感。乳酸、麹、酸が深く静かに折り重なる。落ち着いたトーン。

厚みのある酒精と渋味、辛さが締めて、鼻腔に抜ける吟味と乳酸と合わさり強いフィネスを形成する。
 
常温でワイングラスか筒状の器。空気を多く取り込みながらワイングラスで飲むか、筒状の器で空気量を少なくして酒の味を捉えるかで大きく変わる。

開栓後はどんどん表情を変える。
 
無骨で厚い。老ねなし。ウイスキーの様な強さ。開栓後に吟香と乳酸の前味が伸びてくる。

#Information

原材料名 米・米こうじ
原料米 奥出雲産改良雄町
アルコール 17.8度
精米歩合 50%

酵母無添加 酒度+4 酸度1.6 

 

1.8L    4,400円  720ml   2,200円