R1BY 無窮天穏 天雲 あまくも


#Concept
【R1BY】無窮天穏 天雲 あまくも 生酛純米吟醸 改良雄町
R1BYは4本造り、全てを合併してタンクに火入れして蔵内貯蔵しています。
仕込の後半で麹も良く出来ていました。柔らかなニュアンスもでて29BYと30BYを合わせた印象。
今年の米質の傾向で例年より強発酵になった影響を感じます。
酒に厚みと強さがあり、開栓後の伸びしろが大きい酒です。
今季の酒はある程度、開栓放置、酸化したほうが良い傾向です。
(29BY新発売 無窮天穏 天雲 酒販店向け案内文より)
飲みやすく綺麗な酒は人を選ばず杯を勧め、余韻の長い酒は味わいを支え、飲むごとに身体に余韻を残します。
このような酒は飲む度に天似た漂う雲のような心地よい余韻が身体に漂い、飲む人に幸福感をもたらすことでしょう。
夏に飲める、飲んでいてもまだ飲める、ビギナーに飲みやすくといった、今までの低アル酒の概念に加え、高アルコールの製品よりも、多く酒の余韻を身体に溜め込める事ができる酒。
御神酒のような酒、無窮天穏を飲んだその余韻と幸福感に長く浸っていられるように。
この様な新たな価値観を持った低アルコール酒としてこの無窮天穏 天雲を提案したいと思います。
#Tasting
香り・・・柔らかで穏やかな香り、米こうじと乳糖の香り、やや吟香、ややイソアミル
味わい・・・やわらかくも厚い米こうじの旨味ベース、すこし吟香とバナナと乳糖が混ざった甘さ、乳酸と柑橘系の酸が輪郭をつくり、麹の青香と渋みにつながる。
力のある余韻。口にわずかに残る液体でも味わいが強く、余韻を形成する。低アルでも薄さを感じない、複雑多様、酒が強い。燗映えや開栓の伸びしろが期待できる。
#Information
原材料名 | 米・米こうじ |
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原料米 | 奥出雲産改良雄町 |
アルコール | 13.7度 |
精米歩合 | 60% |
・余韻を体に溜め込むことで体と空間との親和性が高まります。自分の時間を空間(料理・人・店・器・音楽など)に合わす事のできる新次元の酒。舌から体で味わう飲み方を知ることができる酒。
・お風呂(熱さ)より温泉(温さ)、CD(音)より生演奏(振動)、ファストフード(油と塩)よりおふくろの味(出汁)、ドーパミン(刺激)よりセロトニン(幸福感)、舌と鼻で美味しい酒(嗜好品)より体で感じる酒(御神酒)を。
・体の表面でなく体の中心に物理的影響を与えると人の心に感動を与えることが出来ます。清らかで余韻の長い酒を造り酒を体の中心まで到達させることで幸福感や感動に繋がる酒が造れるはず。