R2BY 無窮天穏 天頂 てっぺん
#Concept
【R2BY】無窮天穏 天頂 てっぺん 生酛純米大吟醸 山田錦
40%にリニューアル※価格も変更しています。より鮮烈に、より聖性を高める吟醸酒。30年は悠々と過ごす酒。
50%から40%にリニューアル。この酒はその時にできることをすべて注ぎ込んだ酒です。
非常に総合的でいろいろな要素を内包しており、コンセプト的な他製品とは違う位置に存在しています。
齋香や天雲、水母など他の無窮天穏は方向性が決まっおり、伝えることに注視して製造しているので、その意味で対象は現在から近未来であると言えます。
天頂はそれよりももっと遠い視点、現在から50年、100年と変わらない普遍的な酒で在り続けるような酒になっています。
【設計思想】
天頂30BYより
吟醸と生酛は清めることと生み出すこと。祈り、願うこととで授かり生まれること。それは人間の原始的な営みをであり、それを自然と呼び、それを形にしたものが酒なのだと思います。
日本酒の形とは、清めることと生み出すこと。それを感じたときに人は歓喜し満たされ、穏やかな心に向かっていけるのではないかと思います。酒を造り、飲むことの意味がわかりました。
29BYではかなりの反響をいただきましたが更なる進化を目指し原酒一火となりました。アルコールの高さによる弊害も解決しており、度数を感じさせず高アルコールの恩恵を受けられ、 清らかさと生命感あふれる酒になったのではないかと思います。現在、天頂はいままでの集大成という事で、今回の齋香や前回の齋蔵・やまざくらの考えを全て凝縮した一本です。
ゆっくり口に含みゆっくり飲んで少しずつ多くを感じていただければと思います。
#Tasting
香り
無窮天穏特有の麹香、吟香、エステル、乳酸など複合した鼻から脳に突き抜けるかぐわしい香り
味
舌先は山の水、そこから旨味が増し、麹、乳酸、吟味が絡み合った濃密な旨味が形成されている。好感のある白桃様の甘み、イソアミル、まだ若さとアルコールの余韻が存在するもその力は欠点というよりウイスキーのフィネスや聖性を予感させる。神の眠る山の水と言った感じ。30年は悠々と耐えるような酒。冷蔵保存して来世に飲みたい。
#Information
原材料名 | 米・米こうじ |
---|---|
原料米 | 山田錦 |
アルコール | 17.5度 |
精米歩合 | 40% |